2025年04月13日(日) 17時30分
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失敗しないための下地処理!塗装の仕上がりを左右する重要ステップ
自動車やバイクのDIY塗装において、仕上がりを美しく長持ちさせるためには下地処理が最も重要です。どれだけ高品質な塗料を使っても、下地が不完全だとムラや剥がれの原因になります。この記事では、初心者でも実践できる下地処理の手順とコツを詳しく解説します。
1. 下地処理の重要性とは?
下地処理は、塗料の密着性や耐久性を向上させるための工程です。
下地処理を怠るとどうなる?
塗料が剥がれやすくなる
ムラができて仕上がりが悪くなる
錆や腐食の原因になる
2. 下地処理の基本ステップ
① 洗車&脱脂
まずは、表面の汚れや油分をしっかり落とすことが重要です。
使用するもの:カーシャンプー、脱脂剤(シリコンオフ)
ポイント:洗車後は完全に乾かしてから作業する
② 旧塗装の研磨
塗装の食いつきを良くするために、表面を軽く削ります。
使用するもの:サンドペーパー(#400~#800)
ポイント:ムラにならないよう均等に研磨する
③ 傷や凹みの補修
ボディに傷や凹みがある場合は、パテで補修します。
使用するもの:パテ、ヘラ、サンドペーパー(#1000~#2000)
ポイント:パテはしっかり硬化させ、平らに削る
④ サフェーサー塗布
サフェーサーは、塗料の密着を向上させる下地材です。
使用するもの:プラサフ(サフェーサー)、スプレーガンまたはスプレー缶
ポイント:薄く均一に塗り、乾燥後に#1000~#1500で研磨
⑤ 最終脱脂&マスキング
塗装前の最終仕上げとして、表面を脱脂し、塗らない部分をマスキングします。
使用するもの:脱脂剤(シリコンオフ)、マスキングテープ&マスカー
ポイント:ホコリやゴミを完全に取り除く
3. 下地処理の成功ポイント
焦らず、各工程を丁寧に行う
研磨作業は均一に仕上げる
パテやサフェーサーはしっかり乾燥させる
脱脂を怠らない(油分は塗装剥がれの原因!)
風のない、ホコリの少ない環境で作業する
まとめ
下地処理は塗装の成功を左右する最重要工程です。時間をかけて丁寧に作業すれば、プロ並みの仕上がりも夢ではありません。
ぜひこの記事を参考に、正しい下地処理を行い、理想の塗装を実現してください!